I様邸 いよいよ上棟です!BLOG
2025.04.03
こんにちは。
本日はI様邸の上棟の日でした🌸
(※過去URLリンク:建築家1回目、2回目、3回目、減築工事と地盤調査 、TOTOショールーム)
上棟式は、作業効率や安全面からも晴れた日に行えるのがベストなのですが、お施主様のご都合や工程などの兼ね合いもあり、雨天決行する場合も少なからずあります。
雨が降る上棟式がガッカリ・・・と思いきや、悪いことばかりではありませんのでご安心を(*^^*)
実は上棟式の日に雨が降ると、「縁起が良い」と言われています✨️
理由①福をもたらす象徴としての雨
雨は昔から「豊作」や「恵み」を象徴するものとされています。水は命の源であり、雨が降ることは、家族の繁栄や幸運を呼び込むとされてきました。特に農業が中心だった時代、雨は作物を育てる大切な要素であり、そのため雨は「恵みの象徴」として尊ばれていました。
②地鎮めとしての雨
雨は、地面を清め、悪いものを洗い流す力があると考えられてきました。雨が降ることで、土地が清められ、家を災害や災厄から守ってくれるという意味合いが込められています。建築が進む過程で、家が悪いものから守られるように祈るため、雨は歓迎されるものとなります。「火事にならない」という言い伝えまであるくらいです。
③木材への良い影響
昔の木造建築では、乾燥しすぎると木材が割れるリスクが高まるため、適度な湿気が求められていました。上棟式の日に雨が降ることで、木材が適度に湿気を帯び、建物が長持ちするとも言われています。こうした実用的な理由からも、雨は縁起が良いと考えられてきたのです。
ですので、ご心配は無用です✨️
本日もしっかりと適切に木材を保護し、安全第一で上棟式を執り行いました。
これからお住まいになられるI様ご家族が、安心して快適な生活ができるお家を誠心誠意作ってまいります。
I様、本日は誠におめでとうございました!